机越しに向かい合っている奴は、殺気立っていた。 俺はできるだけ、相手を刺激しないように説得を続けた。 「あと一歩だ」 そう思いかけた時、突然奴の目が左右を泳ぎ、落ち着きがなくなった。 奴がおもむろに内ポケットに手を入れる。 「ドン!!!」 やっ…
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