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2014/12/29

日記

2014年のゾンビ映画見納めは、『ダイアリー・オブ・ザデッド』。巨匠ロメロの作品で文句なしだろう!

結論からいうと、悪くないけど、あくまで良作、という感じ。

巨匠による間違いのないゾンビに対する作り込みのこだわりとか、ドキュメンタリー手法を用いたメディア批判とか、いい映画であることは間違いない。(少なくとも『サバイバル・オブ・ザ・デッド』ほどはひどくなかった)

でも、一度見れば十分で、何度も見たいとは思えない。

ロメロは、「ゾンビ映画市場」というか「ゾンビ文化」という存在しなかったものを作りあげたが、それを発展させる仕事において、ロメロの模倣者達より優れてるわけではないのだと思う。

ゾンビランド』のほうが、クールでエンタメ性があって、何度も見たいと思わせる。ドキュメンタリータッチなら、『REC』のほうがより濃い中身になっている。ゾンビに対する執着と国際情勢まで考えるスケールのお大きさならマックス・ブルックスが突き抜けている。

ロメロの功績は、スピルバーグにだって劣らないと思っているが、ロメロの功績にこれからがあるとしたら、たぶん「ゾンビ」の次の新しいジャンルを開拓した時だと思う。

ジャンルの創始者というのは、その功績ほどには報われないものなのだろうか。