ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

離婚しました

9月27日火曜日朝、会社に行く前に離婚届を役所に提出しました。

妻とは大学時代に出会ってから数えると約6年半の付き合いでしたが、いろいろと生活や価値観の違いがあり昨年冬から別居。そのまま終わらせたくなかったのは僕の方で、なんとか溝を埋めようと仕事を変え京都に拠点を移しました。それから5ヶ月ほど経つのですが、溝は埋まらず離婚に至りました。

結婚当初祝ってくれた方々、今回の京都への転居にあたって仕事上ご迷惑おかけした方々にはすごく申し訳なく思っています。何より妻には悪かったなと思っています。

そんな中なのですが、僕自身としては、やるだけのことをやったという気分で後悔もなく、悩むこと落ち込むことの多かったここ1年に比べて言えば驚くほどスッキリした気分でいます。

離婚届を出した当日の火曜日にしても、いつもどおり会社に着いて、粛々と仕事を進めていました。その日は遅れて取得した5連休の夏休み明けで、休み中のプロジェクト進捗のキャッチアップや数値の確認から始め、本当にいつもどおりMTGなどなどをして過ごしていました。

おかしいな、と思ったのは家に帰って食事を終えたぐらいのときで、異様に体が重い。冷たく濡れた泥をまとっているような感覚で全身がだるい。コーヒーを飲もうと豆を挽くだけでひどく時間と体力を消耗する。温かい風呂につかってゆっくりしようと思ったが、なんの手違いか湯の温度が低い、というか体が温まらない。

連休はこれでもかというほどゆっくりと過ごしていたし、疲れる要素なんてまったくなかった。ということはやはり、精神的なダメージの自覚がなくとも、離婚届を出すという手続き的な行為で身体的には避けられない影響があるということなのかと、感慨深い気分に浸り始めました。

いやそうじゃないだろ、と気づいたのはベッドで横になったぐらいで、頭が痛い。布団をかぶっても寒い。体温計をなくしてわからないけどとにかく熱っぽい。これ、風邪やん・・・。冷えピタ的なものを貼って、風邪薬を飲んで寝ました。暑かったり寒かったり、よくわからないものの不快感を感じて1,2時間おきに目覚めていたのですが、朝6時半の段階で体調はほぼ最悪。朝食どころではなく起き上がるのがやっとで、会社に病欠の旨を連絡。

それからもう一眠りすると、病院が開いてそうな時間になっていたので、なんとか起きて病院へ向かう。この時点で症状としては、身体のだるさ、頭痛、全身が熱っぽい。病院までは歩いて15分ぐらい、まぁいけるやろと思ったのが間違いで、タクシーに乗るべきでした。身体が重くて足が進まず、30分ぐらい着くまでにかかる羽目に。マスクをして目は虚ろ、重たい足取りでビニール傘が半ば杖代わり、ゾンビアポカリプスの世界なら迷わずヘッドショットの対象って感じ。

病院について熱を測ると、38度後半の高熱。具体的な何かはなかったけど、とにかくウィルスがどうこうという医師の発言だけおぼえていて、大量の薬をもらって帰る。この医院はよくわからないのだけど薬師的な雰囲気で、処方箋ではなくそのまま薬を出してくれる。帰りこそはタクシーで、と思ったが駅前のタクシー乗り場で止まっていた一台は、10メートル手前まで来たところで、予約車に切り替わって消えていく。結局帰りも30分ほど歩き、途中スーパーでレトルトの雑炊を買って帰る。

家に戻ると昼前になっていて、普段なら5分で食べそうな雑炊を30分ほどかかって完食。薬を飲み、その頃には寒気よりも熱っぽさが先に来ていたので、エアコンを付けて布団をかぶってひたすら眠る。夜は元妻が家に残している荷物を片付けに訪れて、ついでにうどんを作ってくれた。なぜかこのタイミングで感じる妻のありがたみ。食べたらまたすぐ眠った。症状はいくらかマシになっていたが、喉の痛みが出始めていた。

翌朝、ピーク時に比べると随分マシではあるものの、依然として駄目な感じだったので会社は休みに。午後になると薬がかなり効いてきて、起きていられるようになった、というより寝すぎてそろそろ眠れなくなったので、のんびりとドラマを見て過ごした。ホワイトカラーもついに完結編まで見てしまった。ファイナルシーズンは6話と短かったけど、飽きさせない、期待を裏切らないいいラストだった。

残された時間

残された時間

そういうわけで離婚をしました。特に文脈はないのですが、欲しい物リスト(酒)を公開しておきます。

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飲みましょう。