釣行失敗と1対1の命のやり取り

GWが始まりましたね。僕は5月1,2日はカレンダー通り仕事をしているし、退屈の末にバイトをすることにしたので、あんまりゴールデン感はありませんが、9連休などなくとも土日があれば釣りには行くのです。

今回はお昼に集合して夕方からの釣行。場所は南芦屋。狙うのはチヌ。いつも通り。釣れなかったのもいつも通り。

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これはメバルです。正確にはタケノコメバルです。

チヌを狙って撒き餌を巻いてた所、不意に釣って「お前かよ!」って言ってしまいました。ごめんな。

夕焼け

いつも通り空と海は美しい。魚は釣れない。

その日はとにかく我々をおちょくるように、ボラが跳ね回っていた。というか目の前を泳ぎ回っていた。魚の気配に期待が高まるが

ボラハンター2匹目

でかくて派手だけどので、チヌかと勘違いさせられてイライラするし、見事なナマズ顔で不味そう。

いつもの

おわかりかと思いますが、今回もこの調子です。

足場消えつつある

さらに今回は潮が満ちて、足場が消えていきました。

ところで南芦屋はもうホームグラウンドみたいな気分です。サッカーグラウンドみたいなのもあります。

夜にこの風景を見ていると、ここで思いっきり走り回るタイプのゾンビが出て来る映画とか取ったら面白いだろうなと思えてきます。

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この駐車場なんかもどことなく車の陰から近づいてきそうですよね。

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もういいですよね。11時まで粘っていましたが釣れませんでした。

3人で釣果は僕のメバル1匹とリリースしたボラ2匹。

高速道路の休憩所で、カツカレーを食いながら次の予定を相談して帰りました。

まだ生きているようだ

ところでこれはそのメバルです。メバルが何匹か、もしくはチヌが一匹でも釣れていれば、我が家でパーティーの予定で、酒も用意していたのですが、1匹だけなので僕が個人的に持ち帰りました。

初心の僕は捌くときは内蔵取って洗ったりとかを担当していて、包丁を取ることはなかったのですが、今日はコイツと二人きりです。

メバルは生命力が強くて、釣り上げてから氷水(どちらかというとほとんど氷)に突っ込んでから6時間ぐらいはたっているのですが、まだ生きていました。跳ねて抵抗する力はないようですが、ゆっくりとエラを動かしながらこちらを見ています。

その目は僕を見下ろすようで、取調室で刑事を脅すヤクザの親分のようです。

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怯えながら鱗を落としました。鱗を落として表皮を逆方向に撫でると、キレイな銀色が除きます。

しかし目が怖い。まだ生きてます。「何をやっとるんだ」と言わんばかりにこちらを見ています。

鱗を落とすと、次はハラを割いて、内臓を取り出すことになります。ここからは命のやり取りになったので画像はありません。

ハラに包丁をいれると、ちょっと目つきが変わって「おい!おい!」みたいな感じになってきました。これまでは抵抗もなかったものの、最後の力で少し動き始めました。僕はそこで順番を間違えたことに気づきました。こういうのは良くない。

ハラから包丁を抜き、エラの間から刺します。これは調理手順というわけではなくて、その前にラクにしてやるべきだったという命のやり取りの話でした。

「すまん」と言いながら頭を落として、内蔵をとり、棘のあるヒレを落とし、水洗いしました。

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時間は深夜1時をまわっていて、お腹も空いていなかったので、塩水で洗って、冷蔵庫に。

チヌは釣れなかったけれど、僕としては捌くまでを一人で完結できて感慨深い1日になった。

料理人が教える 魚の捌き方と仕込み

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