ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

ワクチンを左腕に打つべきではなかった

今日、ワクチンを打ってもらった。利き手は右なので、言われるがままに左肩に打った。1回目なのでひどい副反応とかは出ていないが、打った左肩は筋肉痛が出ている。これに困っている。

こういった注射は困り度合いを下げるために利き手と逆の腕に打つものなのだというのは了解しているのだが、実際筋肉痛になってみると右腕に打って貰えばよかったと思っている。

ぼくは特に矯正とかしたわけでもなく、生まれてこの方ずっと右利きだ。なので右手でしか字を書いたりはできないし、飯も食えない。なので右手が全く使えないと当然困る。

困るので、ぼくは右手を温存するように生きている。スマートフォン、というか携帯電話はぼくが物心付き、多少はものを考えられるようになってきた中学生の頃、人生に入ってきたアイテムなので、左手で扱う癖を付けてきた。

これは実際負荷を分散できて便利だ。その頃は学生なので普通に毎日たくさん字を書いていた。めちゃくちゃ汚くてバカにされ、呆れられ、諦められてはいたがとはいえ字を書いていた。

行儀が悪いけど、スマホをいじりながら飯を食ったりとかもできるし。現実的にはメモとかも取りやすい。

ちなみに右手でスマホを使えないかというと全くそんなことはなくて、不自由ない。しかしスマホを使おうとしたときに、まず左手で掴むようになっている。

この右手の負荷を減らすという思想は生活全般に染み付いていて、例えば最近は家に乳児がいるけど、これを抱えるのも左腕になる。この状態で筋肉痛なのは堪える。

その思想と癖自体は悪くないはずなんだけど、よくよく考えると右手大して仕事してない。字を書くなんてほんのちょっとのことでほとんどはパソコンに向かっている。実質食事のみ。

ワクチンを左腕に打つべきではなかった。

焼き肉によるアンガーマネジメント

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数日前にちょっと、いや控えめにいってもそこそこイライラすることがあったのだけれども、昨日の昼に至って頭の中が焼肉に支配されている。

網の上で油を滴らせながら焼ける肉。吹き出す煙。重たいジョッキに注がれたビール。そういうビジョンが明確に浮かんでいる。

だいぶ以前にもイライラした時に、牛乳を飲むという対策でそれなりに効果を出していて、そちらの方がお行儀がいいのだけれども、今のぼくはそういう気分ではなくて野蛮に肉を噛みちぎってビールを煽ることによって怒りを抑制したいと思っている。

まだ食っておらず、どうやって焼き肉を食うかを考えて生きている。

熊野寮と公安警察と子供の司法教育

朝、パンを食べていたら熊野寮からメガホンの大声が聞こえてきた。聞いているとどうも公安が来ていることに抗議しているようだ。時々来るものだが、いつもとちょっと雰囲気が違う感じもある。

会社に行く途中に前を通ると、入り口から離れた両脇には重装の公安(?)、入り口には通常の警察官がいて、寮の入り口は寮生が塞いで抗議をしていた。

通っている途中に聞こえた範囲だと、定期のガサ入れではなく(とは言ってなかったか)寮生でも京大生でもない人物の微罪の逮捕事案で、公安がおまけについてきたことの抗議の主張だった。警察側の言い分は聞こえていないので妥当性はわからない。気になる人は調べると良いと思う。

それは別にいいんだけど、その後交差点で隣にいた母子の会話がとても良かった。警察は何をしに来たのかと聞く子どもに対して、「警察が悪いと思っている人を捕まえに来たんだよ」と「思っている」を強調して説明していた。

「警察は悪いと思っているし、その人は悪いと思っていないかもしれない。両方のおはなしを聞いてみないとわからないねー」と言っていて、この光景をもとに刑事司法制度の根幹を子どもに自然な形で伝えており、とても良いなと思った。

ぼくは、それはともかく暑苦しい武装をして初夏の歩道に詰めている公安、大変やなと思っていて、警察側が過剰なことには同意している。

健康診断の手違いで待たされ続け、『アリ語で寝言を言いました』を読破しかける

健康診断シーズン、緊急事態宣言は出たが今年は特に延期などはされず通常営業。

9時頃ついて、測定系の検査をサクサク通る。コロナで待たさないように頑張っているのかも知れない。心電図、レントゲンと終わった後、めずらしく別階に誘導される。

念の為と持っていたkindleで昨日の夜に少し読み始めた『アリ語で寝言を言いました』を読みすすめる。アリの研究者による新書だけど、タイトル通りアリの言語研究に没頭したはてに、娘に寝言でアリ語を聞かせてしまう。

娘が「お父さん」と起こそうとしたとき、寝ぼけながら「キュキュキュキュ、キャキャキャキャ」と答えてしまった

キノコを栽培するハキリアリの社会を中心に、かなり勉強になることが多かった。良書だ。新書なのでアリのことを語りつつ、人間社会への内省を促す感じ。

ところで著者の村上さんの師匠の東先生が気になる。

東先生がどんな方かを説明すると、風貌は西郷隆盛というか、いまはなきイラクの暴君ことサダム・フセインというか。日本人離れしていて、パナマに行こうがオーストラリアに行こうが、アフリカに行こうが、どこでもほぼ現地の人にまちがえられる。逆に成田空港では日本人に見られなくて、外国人レーンに並ばされることもあるという。  先生とのエピソードはたくさんあるのだが、正直、文字にできることが限られるかもしれない。比較的、穏やかなエピソードに、東先生はものすごく髪の毛が硬く、理髪店で散髪するとき、普通のハサミで切ると刃こぼれしてしまうほどの剛毛だということがある。  あるとき、「村上~、おれ、一日中足の裏痛かったんだよ!」と言うので、「どうしたんですか?」と聞くと、「まつ毛が足の裏に刺さってた!」と。まつ毛が足の裏の皮膚を貫通するくらい硬いの

こういうときはちゃんと写真を確認しておきたい。

noah.ees.hokudai.ac.jp

思ったより温厚な顔立ちをされているのは退官時の写真だからだろうか。若いときはもっとやばい感じだったのかも知れない。

それはそうと読み進めていてもいっこうにぼくの名前が呼ばれない。1時間ぐらいは待っている気がする、とおもってしばらくするとたぶん2時間近く待っている。結局そのまま当該の診察室から呼ばれることはなく、代わりに後ろからやってきた事務方っぽいスタッフの人に呼ばれ、案内を間違えていたことを詫びられる。

そこからはとにかく優先で案内しますとその事務方のひとが概ねつきっきりで診察・採血・バリウム・超音波等がサクサクすすんだ、といってもすでにフロアはガラガラで、通常通りまわってもさほど時間は変わらなかったように思う。

病院的にも厳しいミスだったらしく、どこにいっても平謝りで、最後は帰り際、ぼくを誤って案内したと名乗るスタッフがわざわざ謝りに来てくれた。

ぼくはというと、待たされはしたものの、アリに対する知識も深まったのでまあいいかぐらいに思っていた。アリはすごい。

育休から復帰した

11月の下旬から育休に入っていたのですが、今週からフルタイムに復帰しています。

年度替わりでいろいろと事始めの準備もしないといけないのですが、上司が退職したり職能組織の同僚が退職したり温めていた企画が通ったりその他もろもろ仕事が増える事情が同時多発的にやってきて大変なかんじになっています。

しかも育休終わったからといって子供がいなくなるわけでもない。出勤前ものんびりはできないし、定時になったら即帰宅しないといけない。結果として帰宅してからめし食ったりシャワー浴びてからまた仕事みたいな日々が復帰初日から毎日続き、さすがに金曜だけはとささやかな抵抗で定時1時間前に自主的プレミアムフライデーを宣言して退勤してみたものの、よく考えたら会議続きで昼休み放棄してたし朝も早くに出勤してたので所定労働時間オーバーしてるし全然プレミアムじゃない。

そういう感じで楽しい2021年度を過ごしています。

kakuyomu.jp