週末はHuluで映画ばかり見ていた。 三部作モノを2つも見れたというのが嬉しいところ。
まずは松田優作の『遊戯』シリーズ。
面白いのは面白い。日頃だらしない主人公が、仕事となるとハードにキメている、というのはいかにも松田優作が似合うところ。
それはいいんだけど、それ以上になにもなくて、二作目『殺人遊戯』まで見終わって、やめた。(強いて言うなら濡れ場を見ていて昭和のアダルトビデオを見てみたくなったぐらいだ)
松田優作以外に魅力がないんであれば、映画は長すぎるし、探偵物語で十分。やはり松田優作は角川映画じゃないといけない。年内には『野獣死すべし』を見てやろう。
そのあとは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。こちらはさすがに名作、一気に全部見てしまった。
映画の舞台になっているのは1985年、でそこから30年前と30年後を行き来する。
その30年後というのが2015年なんだけど、これがあと3週間後であって、なんというか「未来はすぐそこ」とかよくわからないことを考えてしまう。
例のごとく、車は空を飛んではいない。でもIT・情報端末に関しては、当時描かれた方向とは少し違うけど、そうそう悪くない水準に進んでいる気がする。やはりネットの存在は大きい。
見終わって、ナショジオの『地球最後の日を生きる』シリーズ。これは思った以上によかった。一本目がゾンビ、というがサイコーだ。さすがに死体は蘇らないけど、狂犬病の変異というのはいつ起こっても仕方なくて怖い。まさに『28日後』の世界だ。そのあとの『ナノテクの氾濫』もぶっ飛んでいてよかった。
これで選挙がなければ、サイコーだったのに。