ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

リモートワークのチーム開発を3000円で劇的に向上させる

たまには仕事の話を書こうと思い立ちました。

僕は株式会社はてなWEBサービス開発のディレクターをやっています。ディレクション仕事に関するブログだと、チーム運営に関する仕組みや考え方の話を多く見かけるので、チームに最近組み込んだコミュニケーション円滑化のための施策(物理)について紹介します。

僕のチームには仙台の自宅からリモートワークで働くメンバーがいます。

はてなのコミュニケーションはテキスト中心で、会社全体でslackが使われています。また、東京・京都の2拠点があるため、会議室はテレビ会議のシステムが整っています。そういった点で、そもそもリモートワークには適した環境です。

それでもチームで開発を進める上でリモートワークには難しさがあります。それは口頭が必要になった際にひと手間かかるみたいな実務的な側面もあるのですが、もっとも大きいのが職場の空気が共有できないこと。

同じオフィスにいれば、別のチームであっても「今週はあのチーム忙しそうだな」とか「あの人最近ピリピリしてるなとか」、「誰々は楽しそうに仕事してるな」なんてことがなんとなくわかるものですが、リモートワークではこれができない。

そういうわけで、8月から僕のデスクがこういう感じになっていました。 f:id:minemuracoffee:20161127152831p:plain

こちらがリモートワークのid:yanbeさん。

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とにかく仕事時間中、タブレットでhangoutを常時接続しています(タブレットは3000円に含めません)。

これだけでもだいぶチーム感が増します。顔が見えるということだけでなく、音が聞こえるというのが結構重要で「あ、いま集中してコード書いてるんだな」とか「何か考え込んでるな」というyanbeさんの様子がずいぶんわかるようになりました。yanbeさん側でもオフィスの環境音が聞こえることでオフィスで仕事してる感が出てきていたようでした。

あとyanbeさん、ネコ飼ってるんですが夕方になると、よくニャアニャアとじゃれてくる様子も鳴き声が聞こえてきてわかります。

写真漁ってたけどかわいいな。

ネコ飼いたくなってきた。

話がそれました。

そんな感じでやってきて、こちらからyanbeさんの様子がこちらからはよくわかるようになったのですが、一方でyanbeさんからチームの様子は見えにくいという課題がありました。

iPadの前面カメラはそんなに広い視野はないし、基本的には通りがかった人が見えるぐらい。

そういうわけでここからが本題で3000円でこの課題を解決した話。

最終的にこうなりました。

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使ったのはこの二つ。スマホ用広角レンズとタブレット用のスタンド。

いま価格みたらあわせて3,249円だったのですが、購入時は広角レンズがタイムセールだったので、合わせて2,666円でした。広角レンズは1,000~2,000円ぐらいでいろいろ買えるみたいです。

目的としてはyanbeさんからの視野をひろげること。

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オフィスで普通に働いていて、ふと後ろを振り返ったぐらいの視界が確保できました。

ちなみに、最初に設置した状態はこれ。

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限界まで高さを追求したのですが、

  • こちらから話すとき見上げないといけなくて首が痛い
  • 通るときにぶつかったり落ちてきて頭を打ったりしそうで危険
  • 頭上からタイピング音が降り注いできて異様な感覚に陥る

などの理由で現在の状態におちつきました。

スタンドは置き場所次第で不要ですが、広角レンズは似たような取り組みをやっていれば、安価でかなり効果があるのでぜひお試しください。

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油断するとこうなる。

チーム開発がんばりましょう。

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