トンビに襲われて魚を奪われた

こんにちは。昨日は例のごとく釣りに行っていました。

行き先はあかぐり海釣り公園。日本海で釣りをするのははじめてでした（福岡を除く）。

いつもの場所にいつもの3人で集合して、完璧な予定調和で荷物を詰め込んで車に乗り込む。

あかぐりは遠いけど、鯖街道のドライブは気持ち良い。山間と川と川魚を釣る人を眺めながら目的地を目指す。

今回の狙いは釣果情報で景気が良さそうなアジと、どうしても天ぷらにして食いたいキス。

12時頃着いて、僕はまずはアジをサビキで釣りにかかりました。 そして今回の秘密兵器。

すいこみバケツ。前回の釣行で使ってる人を多く見かけて、気になっていた。中はこうなってる。

こうやってつかう。

これは絶大な威力を発揮した。

• シカケを引き上げる
• カゴをつかむ
• バケツに2,3回ひたす
• 海に戻す

バケツが手元にあればこの間10秒ぐらいで終わる。 手が汚れないのでタオルで拭いたり余計な時間は一切かからない。

第一精工 吸イ込ミバケツ小フタナシ

一番小さいサイズを買ったけど、買ったアミエビをまるごとぶちこむには不安なサイズであったので、もう一回り大きいものを買ったほうが良かったかもしれない。

そしてこの日はアジがバッチリ回ってきていた。

はじめは小さめでもよいかと3号針で釣り始めたが、籠を落とした瞬間に小魚が殺到。竿を上げるたびに1-3匹の小魚がかかっていて、食えそうなサイズもアジ、サバが何度かに1度はかかる。

とにかく小魚が邪魔で困ったので、途中で皆6-8号に針を変えた。

これまでシカケを変えるのになにかとモタモタしていたが、シカケの収納を充実させたので、今回はかなりクイックに変更できたと思う。

メイホウ(MEIHO) 仕掛巻ストッカー 5号 (6本入り)

そんな感じで釣果順調。

アジ、サバの悪くないサイズが数匹ずつ連れたのに加えて、小ぶりだがグレ（メジナ）も2匹。

ちなみにつかむのに使っているのはワニグリップ。今回の獲物にはちょっと大振りだが、秋には太刀魚にチャレンジしたいので買った。今回は道具の充実が甚だしい。

第一精工 ワニグリップMC フォリッジグリーン

そんなこんなでアジは十分釣った。お腹は空いていたが、流れが着ていたので2時過ぎまで昼ごはんは食べず、ひたすらカゴを落とし続けていた。おにぎりを食べていると、トンビの大きな影が落ちてきて怖かった。おにぎりは手元に隠しながら食べた。そこかしこにトンビに注意と書いてある。

お昼を済ませた後は、今ひとつサイズのある魚が釣れなくなってきた。小魚は針を大きくしてから、正しい意味でかかることは減ったのだが・・・頭や背中、背びれと、とにかく引っかかってくる。口には入らなくても、毎度毎度引き上げられてくる。血が出ていてすまん、という気持ち。

そろそろキスにチャレンジ

ハヤブサ(Hayabusa) かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本 HA310 7-7

シカケは気楽なやつで使いやすかった。

この日のためにAmazonPrimeで釣り番組をみて予習していた。

海底を竿を動かして引きずっていく。オモリがもたつく窪みにキスがよくいるらしい。

投げつつポイントを探ると、それらしい場所を見つけてアタリ。掛かりきらない感じがあるのでゆっくり粘っていると、ピクピクとした振動がしっかりと続き、リールを巻いてもついてくる。

慎重に手繰り寄せて、お目当てを確保。

透き通っていて美しい。

残り時間は少ないがもう一匹釣るぞ、と意気込んでさらに投げる。

いい感じの引きがあって、ソレらしいやつを釣り上げた。

遠目に見るとソレらしい形でソレらしい色をしていたのだけれども、ベラ。ザ・マガイモノ。

コイツが針を奥まで飲んでしまったものだから外すのに苦労した。やっとのことで外して海に捨ててやろうと思ったとき。

• 一瞬視界の端に茶色くてでかい塊がうつる。
• 誰かのロッドが倒れたような気がしてびっくりした。
• なにかよくわからないけどよろけて躓いた。
• 手に持っていたベラがいなくなっている。

周りの証言でわかったことはこう。

• トンビが後ろから近づいて頭にぶつかる
• 手からベラを取り落とす
• 落ちたベラをトンビが回収

これが下手人。

ゆうゆうと食事にありついてやがった。帽子にも頭にも傷はなかったのと、取られたのがベラでよかった。

キスだったらキレていた。

そんなところで釣行は終了。

この写真は最終盤ではないが、釣果は上々。

あんまり写真取ってないのですが、この後天ぷらにしました。適当にやった割に結構美味しく出来ました。

まずは小手調べにアジとサバ。意外と天ぷらもいける。

右が本命のキス。ふわふわした食感で最高。

トンビに殴られたことを除けばいい釣行でした。