2017年をいろいろ振り返るブログを書こうと思ったのですが、書き始めるとこれだけで大仕事だと言うことに気づいて独立して書くことにしました。
なぜこんなことになってしまったのか。今年の頭には予想だにしなかった。いまとなってはかなり意外なことなのだけれども、まだロッドの1本だってもっていなかったのだ。
装備
年初の段階でほぼ何もなかったといえる装備だが、ロッドから仕掛け、ルアー、ケース、その他諸々を買い続けていまでは自宅の一角に釣りコーナーが出現している。
ロッド
最初に買ったのは2月、そこから上の画像にある3本まで増えた。今のところ全部DAIWA、他ブランド使って見たい気もするが安定感に甘えている。
振り返ってみると、まあまあその場その場で必要に応じて購入していけていることがわかる。磯風を買ったのはウキ釣りをメインにしていたシーズンだし、夏を前にして手元のサビキで取り回しが悪いのを気にして短めのせとうちを購入している。最後に秋口、タチウオを狙うためにラテオを買っている。
どれも場面に応じて良い感じで使えているので良かったといえるだろう。たぶん来年も新しい釣りに向けて買い足すシーンはあると思う。目下、ラテオはなんの不満もないものの、ルアーの耐荷重領域としてはメバリングなどにむけてもっと軽いルアーやジグヘッドを投げられるもの、もしくは遠投して青物を狙うために40gオーバーのルアーを投げられるものなどが欲しくなりそう。
便利グッズ
案外釣果を支えたのは、ロッドやリールよりも小物だったなと思っている。2つあるけどどちらも第一精工のもので、素晴らしいプロダクトをありがとうございます。
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夏のアジ釣果はこれによって本当に伸びていたと思う。5月に見かけて6月に買って、夏の間はずっと重宝していた。とにかく手返しのスピードが段違いに上がるので、探るのも早いし、群れが回遊してきたときにはタイムロスなく釣り続けられる。もうこれなしでは夏の釣りはできないといっていい。仲間内ではこれこそがイノベーション、ということになっている。
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タチウオでルアーを投げるようになって、PEラインとリーダーを結ぶ技術を習得する必要が出てきた。はじめは手で頑張ってみていたが、最初からこれを買っておけばよかった。11月の頭に買って練習していたが今ではヘッドライトの光だけでも結べる自信がある。実際の所固く結べていて結び直すことがそもそも少ない。しかし結びの固さと、仮に取れてしまってもすぐに結び直せるという自信から、安心してルアーを投げることができるようになった。釣果にも繋がったという確信がある。
来年は攻めるためにやはり安全具を買わねばいけないなと思っている。意外と高いので二の足を踏んでいるが、買わねばならない。
衣服
釣りを始めるまではアウトドアっ気はまったくない生き方をしてきたので、街用の服で釣りに行っていた。今ではもう完全にキマっていて*1、小雨程度なら気にもかけない、なんなら嵐だってやってやるぜという気持ちになっている。実際の所嵐はもう勘弁してほしいのだけれども・・・。
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圧倒的によかったのはこのノースフェイスのジャケット。2月のワカサギ釣りを前に以来、日常生活でもヘビーに使っている。こんなに温かい服があったのかと感動した。防水も申し分ない。
秋になって雨の中でも容赦なく釣りに行くようになるとこれを買った。アウトドア趣味がなかったものだから、足が濡れないのがこんなに快適なのかと感動している。単純に足が疲れないということもある。
ほかにも夏場にあわてて帽子を買ったり、mackerelパーカーを初夏の日よけと防水グッズにしていたりする。
魚種
ざっと今年釣った魚種を振り返ると下記のようになる。
特に思い出深かったものを太字にしておいた
アジ
夏はとにもかくにもアジをたくさん釣って、揚げて、食って、それが楽しかった。サビキで数を釣るのは結構チームワークが重要だと学習していて、来年もチームワークよく頑張っていきたい。意外とサイズに対する欲がない自分に気づきつつあって、数釣って雑に揚げて食えればいいよと思っている。とにかく僕は釣りは食ってなんぼだとおもっているのである。最近同僚から卓上フライヤーを譲ってもらったので、夏が楽しみでならない。
ボラ
これは番外編と言うべきか・・・。
もちろん狙って釣ったわけではないのですが、はからずも身の大きさという意味では今年釣った最大の獲物になってしまった。しかも意外にも美味しく頂いてしまった。
タチウオ
今年はなんといってもタチウオを釣ることが出来た。
今年は1匹釣ってやりたいというぼんやりとした目標を持っていたが、実際には3回で計7匹釣っている。
昨年はほかの釣り人の様子を見ていて、すげーなーと思っていたことが1年で自分も同じ舞台に経つことが出来た。来年は7匹じゃ満足できない。もっともっと釣りたい。
料理
作ってもらったもの
基本的に普段の会社の釣り部メンバーは調理スキルがない上に、疲れ果てた状態で調理に望むのでゲストに調理してもらえるときのほうが圧倒的に幸福度が高い。
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見返してみると味も去ることながら盛り付けが重要であることがわかる。
比較対象はこのあとを見て欲しい。
作ったもの
これはメバルの塩焼き。野菜とかが用意されないところが渋い。しかしながらこの塩焼きはそれまではウロコを取ったり、内蔵を取り出して洗ったりと補助的な役割しかやってこなかった僕がはじめて1匹の魚を捌いて料理した思い出深い料理ではあった。
今年を代表するダメ料理がこちらになります。まず魚が崩壊して見えない。彩りを加えようとしているけど色彩感覚がなくて失敗。小骨が多くて食べにくい。
これはキスの天ぷら。適当にレシピ見ながら作った割には結構うまかった。そういえば今年はキスはあまり釣らなかった。来年はもっと豪快に数を釣って天ぷらパーティをしよう。
作ったものでいうと個人的ベストはこれ。素材の味を活かしたという名目でノー味付け。難しいことはせず揚げるだけ。こういう雑な料理がいいんだよ。ちなみにこのときは自分では捌かなかったが、その後の釣行では丸々2匹を1人で調理して食った。
思い出
釣れたもの、食ったもの、買ったものなどなどありつつも、仲間と釣りに行った思い出というのはやはりよいものだなあと思っている。
これは朝から出かけて釣れなくて悔しいから夜までやって最後にチヌがつれたとき。
ゴリゴリの釣吉から初心者まで、はじめてのものが釣れると笑顔があふれる。
夏のサビキでの数釣りもこれだけかかると爽快。
タチウオはとにかく最高。
安定の釣り部。来年もよろしくお願いします
*1:仲間内ではそう言うのだ