俺の知ってるカホンじゃなかった

ザックバランのマスター、松川龍太郎さんはカホン奏者だ。

店にも一つ椅子に紛れてカホンが置いてある。店の奥にも大量のカホンがあるらしい。ある夜、遅くにご飯を食べにいったらカウンターにマスターがおらず、音楽も止まっていて、なんだろうと振り返ると客のいない店内でエフェクターに囲まれてカホンを叩くマスターの姿があった。あまりにも暇だったので練習していたらしい。

エフェクターに囲まれているカホンは異様だった。僕の知っているカホンというと、バンドのドラマーがたまにドラム代わりに使ったりぐらいだった。今年はちょくちょくライブをやっていくと聞いていて、「カホンの概念を覆していこうと思っている」と聞いていた。

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そうして今日はじめて聞きに行く機会に恵まれた。場所は元田中のバー。

俺の知ってるカホンじゃなかった!!

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始まってみるとまずカホンに座ってない所からはじまった。中央をしっかり叩くイメージだったが、端を繊細に叩いたりして、エフェクターで音を作っていく。なんなら途中ホーミー風の声をカホンのマイクに吹き込んで反復させていたり。

ダンスはじまってやばくなってきた

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ちなみにカホン、ギター、ダンスの即興パフォーマンス。

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ダンスは即興感がすごくて壁につかまってバレエのように足を延ばしたかと思えば地面を転がって舞踏のように踏みしめる。ルーツ不詳感。あと、かけてあった帽子もつかわれてた。

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カホンはずっと自由でたたく場所だけじゃなく引っかいたりこすったり、エフェクターと合わせて自由自在に音を出している。

カホンをカカトでこすっている音です

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あとは会場がバーで、かなり小さいハコだったので、エフェクターを通らない生音がダイレクトに聞こえていて臨場感があった。

松川さん曰く、スピーカーが小さいのでヘッドホンで聞いていると聞こえている音が聞こえなかったりしているらしい。もっと大きなハコでも聞いてみたい。今年は何回かライブをやっていくらしいので、楽しみだ。

勝手な印象だけど、ライブバーの店長が実はこういうとびぬけた楽器奏者というのは、裏ボスが主人公のずっとそばにいるゲームかドラマのような雰囲気がしていて面白い。