そろそろ酒やめた方がいいんじゃないか。そう思いながら日々酒を飲んで生きている。特に健康診断の前後はそういうことを思いがちになる。なるけど思いがちなだけで実質的な効果は薄い。
実際、今日健康診断だった。つまり昨日は9時ぐらいには夕食を終えている必要がある。飲むなとは言われていないが、深夜にウィスキーを飲んだりするのは気が引ける。その結果どうなったかというと、昼から家で映画を見ながらハイボールを飲むことになった。早めにはじめれば早めに終われるだろう、と。
ぼくが酒をやめる日は限りなく遠いだろう。高い確率で死ぬまでこないと思う。だって酒好きだし。しかし今日だけは禁酒することができる。なぜならバリウムを飲んでいるから。
バリウムが腸に残った状態でアルコールを飲むと、腸内でバリウムが固まって排出されなくなってしまうらしい。おそろしい。だから今日ばかりは酒をやめることができる。
そしてさっきバリウムを排出しながら考えていたんだけど、
- 健康診断当日は酒をやめられる
- 毎日健康診断なら完全な禁酒を実現できる
ということに気づいた。しかし、毎日健康診断というのは意味不明だし、むしろ健康を害しそうな気しかしない。そもそもクリティカルなのはバリウムを飲んでいることであって…。ここでぼくのなかの天才がひらめいて表題の件にいたった。
「毎日バリウム飲めば禁酒できるのでは?」
絶対イヤだ。以上。