ミネムラ珈琲ブログ

ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービスディレクターの日記

良心のない人(サイコパス)との向き合い方

『良心を持たない人たち』という本を読んでいた。ここでは良心を持たない人(=サイコパス)を、人を傷つけたり嘘をついたりすることに対して一切の良心の呵責を感じない人のことを指している。人口の4%がそれに該当するという話も出てきて、かなり恐怖する。

良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

そんなところだったけど、はてなブックマークで話題になってた記事が完全にそれだった。

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このブログの著者が同じ本を読んでいたのかわからないが、読んでないとしたら衝撃的なぐらい実体験からサイコパスの特徴にたどり着いている。

ブックマークのコメントとかをみていると「なぜ逃げなかったんだ」みたいなのが散見されたけど、そういう人はこの本を読むべきだ。

まず第一にサイコパスサイコパスだと理解するのは難しい。良心がある人からすると、サイコパスの行動はあまりにも理解不能なのでいざ平然と嘘をついたりするシーンを見たとしても、「とはいったってまさか良心の呵責を1ミリも感じていないなんてありえない」と解釈してしまう。

次にサイコパスは同情を得ることによって人を支配する。良心がないので、平気で嘘の泣き落としとかもする。同情による支配は当該のブログでも完全に該当している。

けどまぁ、自分でもスベってるのに気づいて意気消沈してる依頼者を見たら、 ここは俺が支えてやる! とか、 ここで逃げたら漢の恥! とかいう謎の正義感というか同情心が湧いてしまい、残ってしまった。

かくいうぼくも仕事で一度完全にサイコパスの被害にあったことがある。詳細については1ミリも語る気はないけど、その当時のことを思い返しながら読むと、いろいろなことが合点がいった。とにかくすぐに逃げたり排除するのが実際正しいのだと思う。良心の呵責を感じるだろうが、以下の言葉を参考にすべきだ。

まずは、あなた自身の交友関係と社会生活から彼らをしめだすこと。その行動はだれの気持ちも傷つけない。傷ついたふりはするかもしれないが、 サイコパスに傷つくという感情はない のだ。

こういう感じで著者の主張はそれはそれで結構「ひどくない?」とか思えるようなところもあるが、そのへんは個々人がバランス感覚を持って読めばいいと思う。

一ついいニュースがあるとすれば、日本に住んでいることはサイコパスとの付き合いにおいて有利だ。遭遇率が圧倒的に低いから。

興味深いことに、東アジアの国々、とくに日本と中国では、かなりサイコパシーの割合が低い。台湾の地方と都市の両方でおこなわれた調査では、反社会性人格障害の割合が○・〇三から○・一四パーセント。西欧世界における平均約四パーセントとくらべて、きわめて低い数字である。

良心をもたない人たち (草思社文庫)

良心をもたない人たち (草思社文庫)

サイコパスの餌食になると本当に大変で心に傷が残るので、気休めかもしれないが読んでおくといいと思う。