ミネムラ珈琲ブログ

さすらいのコーヒー屋/Spreadsheets小説家/WEBサービスディレクターの日記

AirPodsProをつけたままトイレに行って思うこと

誕生日にもらったので、早速使っていた。

前々からワイヤレスイヤホン欲しい欲しいと言っていたところ*2、なんとAirPodsProをもらった。ノイズキャンセリングは数あるけど、ディレクターという仕事柄外部音取込のほうがいいよなぁと思っていたのでずっと欲しかった。こんないいことがあっていいのか。

https://www.minemura-coffee.com/entry/2020/04/19/150000

ぼくの用途はもっぱら外部音取込。今朝は雨音が結構していたが、イヤホンをつけ、無音のままモードを切り替えたところ、雨音の環境音を再生しているのか、外の音が聞こえているだけなのか少し混乱した。一度AirPodsを通って、再度再生されたものだという非現実感がある。しかしながらすぐ慣れて、快適に音楽再生やMTGに利用することができた。フィット感もよく、良好だ。

いままでずっと有線でやってきてたのでそういうことはしなかったけど、気楽につけたままトイレにも行くことになる。そこで不気味さに気づく。いわゆるトイレの音が、音楽と一緒に耳に入っているのだが、これは端末からやってくる音楽とトイレの音をAirPodsがミックスして、ぼくの耳に流し込んでいることになる。ぼくのAirPodsProは、ぼくのトイレの音を受け取って、ぼくの耳元で再生している。複雑な心境だ。

そのことについてシャワーを浴びながら考えていた。なおAirPodsProはつけていない。なんというかワイヤレスイヤホン、ノイズキャンセリング、そして外部音取込、このイヤホンの進化の流れは、音楽再生装置ではなく、耳に対するラッパーなのだなと理解できた。

例えば、ぼくが街を歩いていて*1、突如近隣で爆破テロがおきたとする。幸いなことに怪我はしなかったが、爆発音は耳をつんざき、しばらくキーンと言う音で耳が聞こえなくなる、場合によっては鼓膜を損傷するだろう。そういうときにこの先更に進歩する耳のラッパーであるイヤホンがどう振る舞うか。そのまま音を素通しするだろうか。そもそも素通しして耳が損傷した場合、責任はどこにあるのか。耳を損傷させた音を直接的に発したのはイヤホンじゃないのか。外部音取込でも例外的にその音をシャットアウトすべきか?防壁として振る舞って壊れても美談になるかもしれない。そういうことはまぁ開発をしていたら考えうるだろう。

もっと低いレベルでもおきうる。今朝ぼくのAirPodsProが再生したトイレの音とか、一般的に快適とは言えない音は意図的にシャットアウトされるかもしれない。

音だけじゃない、傷つくような言葉や抽象も遮られるかもしれない。ぼくが知人を口汚く罵っても、知人は口をパクパクさせるぼくを眺めて笑うかもしれない。BAD BOYSを見ていても、「この映画ほとんど無音だったね」とかなるかもしれない。

そういう未来を受け入れる覚悟があるかというと、ぼくにはまだあんまりない。

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*1:いまはそうそう歩けないわけだけど