ミネムラ珈琲ブログ

ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービスディレクターの日記

分裂

コロナウィルスで変化する生活に対する思いは千々に乱れている。様々な立場のぼくが散り散り勝手な不満をぶちまけている。

個人の収支・資産管理者としてのぼくは、自宅が職場に転用されることに腹を立てていて、国からでも会社からでも両方からでも在宅勤務手当がでるべきだし、自宅を労働に使用している以上その分税額の控除を受けるべきだとイライラしている。

生活の楽しみを享受するぼくは、飲みにいく習慣を奪われてかつてなくふさぎ込んでいる。楽しみがないなら仕事なんてやってられないし、金を稼ぐ必要もないとふてくされている。家が仕事で侵食されている感じもことのほか気に食わない。

仕事が好きな会社員としてのぼくは普通にいままでやってきた仕事を在宅で継続しているだけでいいのかと悶々としている。もっと自分が、うちの会社が、今の状況だからこそできることはないのかとか思って無力を苛んでいる。リモートワークとか働き方とかそういう話ではなくて、なすべきことの話だ。

自分とチームの管理者としてのぼくは、自分の無能を呪っている。ダイニングテーブルでちゃちなMacBookの画面でSpreadsheetを見るたびにディスプレイがなくてまともに仕事ができていないと暗い気分になる。メンバーが困っていてもこれまでのようにはその様子を知ることもできないし、自分の生産性が平たく言って落ちていることに失望している。

一つ一つ解決できればいいのだが、分裂した不満が相反してデッドロックする。

会社からディスプレイを搬出して自宅におけば管理者としてのぼくは満足するが、個人の収支・資産管理者としてのぼくはますます在宅勤務で収入が増えないことにイライラするし、生活の楽しみを享受するぼくは家の職場化で死んだ目になる。

仕事が減らせたりやめたりすれば、生活の楽しみを享受するぼくの気は晴れるだろうが、少なくとも管理者としてのぼくの尊厳はずたぼろになって二度と復帰できないと思う。その他もだめだろう。

あらゆることがデッドロックして空転していて、その中で疲弊が極まっていく。ここ数年、眠れないということがほとんどなかったが、ここ最近はとても寝付きが悪くて、いまも寝れなかったので起きてこれを書いている。