ミネムラコーヒーです。書籍化の発表をしてから約3週間(まだ3週間しか経ってないのか!?)。そっけないAmazonのページを日々見続けることになっていたのですが、ようやく表紙を公開することができました。
あの、すごいよくないですか?親バカだということはわかっているんですが、ものすごくよくないですか?普段この本の制作はslackを使っているのですが、この案を含めての検討案を見せられたときのぼくの反応が以下です。
ムシカゴさんというのは転スプのデザインを担当いただいたムシカゴグラフィクスさんのことですね。まぁ正直親バカだと思いますよ。でも初の著書なんでこのぐらいの浮かれ方は許してほしいんです。いや本当に浮かれてるだけ?実際いいと思うんです。
落ち着いて考えるとデザイン的にはラノベと並べれば、技術書的なシャープさが混ざっている分異質だし、技術書の中にあれば本格的なラノベイラストがあることで目を引く感じになっている。そう考えると異質ってだけなのか?って気もするけど、うーんやっぱりいいな。
まだお見せするのはもったいぶるのですが、表紙のデザインが決まりました🎉🎉🎉
— 転生したらスプレッドシートだった件(公式)@技術評論社から6月22日発売 (@TenseiSheet) 2020年5月22日
著者の親バカ感想だけ先にお届けします
「他のラノベ・技術書と並べたら頭一つ抜けてる」
「カフェに置いてありそう」
「職場で置いてると恥ずかしい本にならないか心配(期待)してたけど、むしろカッコよくて映える」
「職場で置いてると恥ずかしい本にならないか心配(期待)してたけど、むしろカッコよくて映える」
というのも本音で、商売上あるまじきことながらも、技術的な興味で買う人がこそこそとカバーをつけたり、会社に置いて恥ずかしい目にあったりするのを想像しているとおもしれえなと思ってたんです。なんならぼく自身も人に転スプのことを話す時、「いや、その、まあこの本なんですが…」みたいな感じで恥ずかしげにやる必要があると思っていたんです。期待を完全に裏切られました。これはむしろオフィスで雑誌立てみたいなところに置いてあっても様になる。
ドドン!とでている冬空 実さんのイラストもむっちゃいいんだけど、四六時中見ているのでもう美しさそのものがそこに顕現しているように感じていて実際のところどうなのかぼくにはもうわかりません。
この表紙を見て以来、ぼくは本に対する価値観が変わってしまって、結果的になにが起きたかというと18日に発売される三体第二部をkindle版で買うか紙で買うか悩んでいる。

- 作者:劉 慈欣
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: 単行本
第一部はkindleで買ってたんでいまさら紙で買う選択肢ないだろって思ってたけど悩んでいる。なんなら第一部も紙で書い直してもいいんじゃないかって思っている。kindleで買ってしまうと、paperwhiteで一瞬なんかモノクロのなんかを見て終わりになってしまうのだ。そうじゃなくて、実寸の本の表紙をうむうむと眺めて、袖とか帯とかもゆっくり楽しみたいという感情が芽生えてきた。そういうのがもうやり過ごしていいものには思えなくなった。
それでこれは宣伝というかお願いなんだけど、転スプ、kindle版を待ってるという声もちらほら聞いていて、とてもありがたい話なんだけど、よかったら表紙見た上で紙で買うのもすこしだけ考えてもらえると嬉しいです。本棚のスペースを一冊分とるに値するいい本に仕上がっているので。よろしくおねがいします。

- 作者:ミネムラコーヒー
- 発売日: 2020/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
あとTwitterでは発表後、ちょくちょく制作秘話を配信していて、役に立つ話とか別に役に立たない話とかをやっているのですが、本の制作過程をこういう感じで生々しく出しているのって意外とないと思うので良かったら見てください。
あと最近はちらほら書店さんからキャンペーンの話がやってきていて、てんやわんやしてます。技術書としてではなくてラノベに強い書店さんからそういうお話をいただいているのでとても嬉しいことです。そのへんの情報も追ってこのブログやTwitterでお伝えしていきます。よければフォローしてください。
https://twitter.com/TenseiSheet
もちろんご予約もお待ちしております。発売まであと18日です。

- 作者:ミネムラコーヒー
- 発売日: 2020/06/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)