ミネムラ珈琲ブログ

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『中国・SF・革命』の中国SFエッセイおもしろい

以前に河出書房の文藝で書いそこねて悔しい思いをしていた中国SF特集号が、とても都合のいいことに単行本化されたので買った。

なんとなく巻末のエッセイから読み始めているが面白い。

  • 立原透耶 「『三体』以前と以後」
  • 藤井太洋 「ルポ『三体』が変えた中国」

「『三体』以前と以後」は、『三体』ブームに至るまでの中国SFのブーム、ブーム以前から日本に紹介されていた中華圏SF(台湾含む)、そして今後の期待の作家などが紹介されている。特に台湾小説は読みたいなと思ったがKindle版がないようだった。最近本棚が飽和、というか崩壊気味なのでどうしようか悩む。

グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故

グラウンド・ゼロ 台湾第四原発事故

  • 作者:伊格言
  • 発売日: 2017/05/08
  • メディア: 単行本

フーガ 黒い太陽 (台湾文学セレクション)

フーガ 黒い太陽 (台湾文学セレクション)

  • 作者:洪 凌
  • 発売日: 2013/02/28
  • メディア: 単行本

「ルポ『三体』が変えた中国」は三体を中心とする中国SFブームが、中国のSFに対するスタンスを大きく変えていることのルポ。中国SFは国家観や精度の意味で中国っぽさを感じるもので、そういう意味で国家が文学に影響を与えるとは思っていたが、このルポを見るともっとダイレクトな意味で国家が文学に影響を与えうるということがわかった。悪い意味ではなく。

この二編を読めただけでも読めてよかった。小説群はいまちまちま読んでる。