今年は無気力な一年だった。はじめて本を出したり、はじめて子供が産まれたり、客観的に見たら大きな変化の年ぐらい言っておけよという気にもなる。
しかし主観的にはやはり無気力に終止した年だった。この振り返りも、数日前から書かないとなと思いながら先延ばしの後退戦線を続け、日付が大晦日になった深夜の今、ここで書かないと年内に絶対書けない。場合によってはそのまま書けない。そうなると下手をすると来年以降も書けない。そう思ってなんとかウィスキーを飲みながらパソコンに向かっている。
とにもかくにもコロナ。外出自粛と感染予防がぼくの愉快で楽しい生活をぶち壊してしまった。飲みに出かけるのが普通の生活だったのに、いまでは一日出かけない日が普通になってしまった。今日だってそうだ。
日記を見返してもそういうぼやきが多い。4月頃が本当にピークで、この頃は正直ほぼ病んでいた。コロナと全く関係ないけど、別役実が死んでしまったのも憂鬱に拍車をかけた。
GWに旅行にいけなかったのも辛かった。実は9月頃に出産前の小旅行で淡路島に行く予定で宿やレンタカーを予約していたんだけど、これも土壇場で台風が来て中止になってしまった。2月に北海道に行っていたことだけが救いだった。
GW明けから夏にかけては、正直転スプに救われたなと思う。どうかと思うぐらいギリギリまで修正もやってたし、宣伝も頑張っていい経験になった。同じ流れで純粋な技術コラムの寄稿もできた。
育児の方は、転スプみたいに締め切りに追われるような性質もないので淡々とやっている。今日もこのまま振り返りを書ききって、夜中のミルクをやってから寝る心づもり。
それでそういう無気力な日々をどうやって過ごしているかでいうと、つまるところ酒飲みながらドラマを見るかゲームをしていた。酒とドラマは以前からの慣習だけど、今年に関しては完全にゲームに救われていた。
だいたいオープンワールドゲームかマルチプレイのアクションをやっている。その点でいうと、ゴーストオブツシマは両方を兼ね備えていてすごかった。あと時間的にもっともやってたのはたぶん地球防衛軍5。最近はデジボクもやってる。こんなチープなゲームにこんなに時間を費やすとは思っていなかった。
【PS4】Ghost of Tsushima (ゴースト オブ ツシマ)
- 発売日: 2020/07/17
- メディア: Video Game
【PS4】ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS
- 発売日: 2020/12/24
- メディア: Video Game
こうやって振り返ってみるとそんなに悪うなかった、なんてことは言えなくてやはり無気力な一年だったと思う。来年いっぱいもおそらく大きく状況は変わらないだろう。育休明けからの生活に慣れていくのはそこそこ大変だろうなとは思っている。子供がいる生活自体には慣れてきたので、育休明けまでにいろいろと準備や雑務をこなしていかないといけない。そうやってやることがあるのは救いではある。
仕事については、会社員やるようになって来年で10年になるのにふと気づく。それがどうしたというとどうということでもないとは思う。高校のときからバイトしてたし、個人的にはバイトの労働と会社員の労働でなにか差異があるとは思っていない。つまり正確な年数のことはどうでもいいんだけど、どちらにせよ年季が入ってきた。どっしり構えて、周囲を動かし、事業を引っ張っていかないといけない。
仕事以外のことは正直どうなるか、なにをやるのかさっぱりわからない。なにかに出会ったり、なにかを思いついたらいい。先日オンラインイベントでそのあたりのモチベーションについて喋ったけど、ここで言えることは「今〇〇にいるけど来ない?(オンライン可)」お待ちしてます、ということです。
長々と読んでいただきありがとうございました。最後になりますが今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。