ミネムラ珈琲ブログ

ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービスディレクターの日記

プロジェクトマネジメント手法 vs 絶対にどうにかする覚悟

WEBサービス開発みたいな界隈でもう5年マネージャー業をしているので、おそらく人並みにはプロジェクトマネジメントの手法に触れてきている。実際やってきたこともあれば、やってはいないが事例やテクニックとして知っていることも含む。*1

そうやって過ごしてきたが、結局プロジェクトマネジメント手法よりも絶対にどうにかする覚悟、つまり精神論の方が重要だという個人的な結論に至っている。

どんなに精緻に工数とリスクを見積もって振り返りを繰り返しても、「まあ遅れてもいいや」という空気ではプロジェクトは遅延し続ける。逆に見積もりが雑でも「どうにかする覚悟」さえあればなんとか目標とした期日に間に合う。

もちろん覚悟と精神論でやっていると残業が常態化して炎上と言って差し支えない状態になるのだが、覚悟がなくて遅延したプロジェクトも最終的に炎上としか言いようのない状態になるので、同じ炎上なら期日に間に合っている方がマシだろう。

プロジェクトマネジメント手法を駆使して成功している例も見ているが、結局のところそれは「どうにかする覚悟」の発露としてプロジェクトマネジメント手法が駆使された結果だと感じている。

そもそもManagementというのは字義的には「どうにかすること」なのであって、マネジメント手法とどうにかする覚悟の二項対立はそもそも対立にもなっていない。むしろ手法とその奥のマインドの話なので、マインドの方が重要なのは明らかだ。マインドのない形式だけの手法が成功を生まないのも不思議ではない。

ちなみにプロジェクトマネジメント手法には「どうにかする覚悟」をチームに醸成する方法も含まれているが、それだって結局それを実施する人間が覚悟の源泉になっている。鶏が先か卵が先かというような議論もなく、やはり覚悟が先立つ必要がある。

そういう結論に現在至っている。もしかしたら今後考えを改めないとは言い切れないが、今のところは明確に手法より覚悟だと考えている。

そうは言うけど最近はやたらとブログにプロジェクトマネジメントについて思うことを書いていて、別に軽視しているわけではない。もうちょっと駆使したほうが多分良い。

www.minemura-coffee.com

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*1:ぼく自身は手法自体に深く関心を持つ方でもないので、チームのメンバーが導入してくれたり、周囲の事例や情報を聞き齧った結果だ。