ミネムラ珈琲ブログ

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「苦手な人もいるから」で思考停止しない

チームで仕事をしていく上でなんらかルールや制度を決めていくことは多い。毎月、N日までに経費の精算をしましょうとかPRをマージする前にはレビューを受けましょう見たいなわかりやすい業務フローのこともあるが、リモートワーク下ではソフトなものが増えていく。

業務開始したらslackに挨拶を書きましょう、終業前は雑談タイムです、進捗を細かく書きましょう、1on1しましょうなどなど。

経費の精算みたいなものは反論の余地がないので「めんどくさいのでやめましょう」みたいなことにはそうそうならない。事例があったら面白そうなので聞きたい。

でもソフトなものはそうではないので、「これっていりますか?」「やらなくてもいいのでは」みたいな議論が頻出する。議論はすべきだが、「苦手な人もいるから」で思考停止してはいけない。これは雑談とか進捗を書くとかのことを想定している。

必要かどうか、意義があるかの議論において、「苦手」というのは意味がない。ぼくは経費の精算とか事務作業は苦手というか嫌いだが、苦手だからと言ってやらんわけにはいかない。というか労働が苦手だったら、じゃあ働くのやめましょうってなるわけない。

じゃあ「苦手なものを苦手っていうなってことですか」というとそうではなくて、それはむしろ言ったらいい。マネージャーがその声を聞いて、その制度をやる意義を検討したり説明することなく、「苦手な人もいるから」と思考停止して制度をやめるのは良くないということだ。

「苦手な人もいる」という理由でなにかが取り止められたり、始まらなかったりするときには、思考停止してないかを考えた方がいい。

なお、これはやや関係ないけど、うちのチームには昼会で20年前のジブリ制作日誌を読む異常な風習がある。

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