ミネムラ珈琲ブログ

ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービスディレクターの日記

器用貧乏を脱してマネージャーになる

ここしばらくブログを書いていなかった。その大きな理由として、昔の同僚がやっている会社で、自分キャリアについての登壇をするのを頼まれていて、その資料を作ったりしていた。

GW前ぐらいから作りはじめて、GW中もあれこれの隙間にやっていて、先週末ぐらいに質疑応答含めて2時間ぐらい喋ってきた。気合を入れて175ページのスライドを作ってしまった。

非常にお世話になった元同僚2名の会社なので頑張ったということもあるけど、自分のキャリアを振り返るという意味では自分にとってもいい機会だったなと思う。

大きく分けると2つのことを話してきていて、前半は未経験な仕事の取り組み方とスキルの身につけ方。これは当該元同僚たちとまさに働いていた頃のことで、10年ぐらいまえに半無職みたいな感じだったところから、ふらっとアドテク企業のデータ・テック担当になり、半年かそこらで社内で誰もやってない機械学習プログラミングをやったみたいな自慢話をした。

で、その前半を経てからが表題の話。

このあたりのモヤモヤは、過去にも別の表現で書いている。

僕はここ数年、ネット広告の仕事をしてきました。もう少し具体的に、例えば営業をしてきましたとかエンジニアをやってましたとか言えればいいのですが、ぼくはそういう明確に定義できる仕事からあぶれたごった煮の仕事ばかりをやってきました。 もちろん好きでやっていたことではあるものの、悩みどころもありました。実態としてはなんでも屋なんですが、「分析担当」だったり「広告運用担当」だったり「本来的な役割」がなんらか与えられている。楽しいごった煮の仕事たちは「ほんとはやって欲しくないんだけど仕方なしにやってほしい」という雰囲気に包まれていて、つまりしゃあなしのなんでも屋でした。 https://www.minemura-coffee.com/entry/2016/12/07/110000

つまるところ誰かに頼まれて仕事を助けることをやり続けていて、自分自身のミッションみたいなものがないことに苦しんでいた*1。それが現在の仕事にスイッチしてきたことで解消して気持ちよく働けるようになっている。

ちなみにこの際はディレクターと言っていて、未だに名刺に書いているんだけど最近はあまりしっくり来なくなったので「マネージャーです」と言っている。

ぼくは結構マネージャーという肩書が好きだ。これは管理監督者という意味ではない。Manage(=どうにかする)人、という意味合いで捉えている。IT界隈によくあるプロダクトマネージャーとかも管理職じゃないケースが多いし、昔の広告界隈だと営業担当のことをアカウントマネージャーと言ったりする。

ぼくはチームとプロダクト(と付随してプロジェクト)のマネジメントを職責にしているのだけど、今回の話で日々やっていることを昔と比較してみると、実はやっていることはあんまり変わってない。

SQL書いたりスプレッドシートで集計・分析したり、ブラウザとにらめっこして調べごとをしたり、色んな人の相談を聞いたりしているのだけど、以前は人に頼まれて人の仕事を助ける性質だったところから、今は全てが自分の職責範囲のマネジメントにつながるものになっている。

ところでこうやって書いてみると、ぼくは人の仕事を助けることにさほどモチベーションを感じない人間なのだと思う。16 Personalitiesでいうところの擁護者とかであれば実はもともとのサポート型なスタイルでも幸福にやっていけたのかもしれないが、ぼくは起業家なのでそういうモチベーションがなくて苦しむのだろう。

そういうわけで、自分のことを器用貧乏だと感じている人は、〇〇マネージャーみたいな仕事にうまくハマっていくといいと思う。器用貧乏は、なんでもできるけどまとまった方向性がなくて価値になっていない状態を指している。〇〇マネージャーというのは、まさにそのまとまる方向性にあたる。

ちなみにはてなのマネージャー(ディレクター)は完全にそういう感じなので、興味ある方はお気軽にTwitterのDMやメール(minemuracoffee@gmail.com)などください。

hatenacorp.jp

*1:ちなみに器用貧乏だった頃を否定しているわけでもなくて、スキルに幅がないとそもそもまとめたって価値が出ない。器用貧乏をやってるとガンガンその幅が広がるみたいなのは良い側面ではある、ということは一応補足。