ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

意思決定は早ければ安くてうまい

早い・安い・うまい、という飲食店におけるフレーズがある。これは飲食店だけの話ではなくて、質・速度・コストというのはあらゆるものを評価する指標になる。

この3つはトレードオフっぽく見えて、それらが全部叶えられているとすごいように見えるんだけど、実は必ずしもトレードオフでもない。よく考えると飲食店では早いと回転率をあげられて安くなるって話もありそうだ。飲食店経営には詳しくないのでこの点については適当なことを言っている。

ただ、意思決定というものに対していうなら、速度は特別な地位にあると思う。

早いことそれ自体が普遍的な価値なんだが、まず早いことは質も担保する。意思決定が間延びすると、途中の検討仮定の情報はどんどん鮮度を失い、それに基づいた意思決定の正しさもその分失われる。そもそも、遅いことは質に致命的な損傷を与えかねない。「はやくやっておけばよかったのに」となってはすべてが無駄になる。

さらに早ければ早いほど、そのままコストも安くなる。意思決定がんが微けば長引くと、現場の情報収集よりも、マネジメントレイヤーを招集するコストが嵩み続ける。当人らの稼働時間もそうだが、それを集める調整コストもかさみ続ける。情報が更新されていないのに何度も同じ話をし始めると悲惨だ。

もちろん、後乗り戦略とか、情報が出揃うのを待つというシーンもあるから必ずしも速度が早くないほうがいい、みたいなことも考えられなくはないが、それなら「今は決めない」という意思決定を素早くしておけばいい。ダラダラ検討して結果的にたまたま問題がなかったのと、素早く放置していいと意思決定したのでは、少なくともコストに大きな差が出る。

意思決定が遅いと感じている時、それは遅いだけじゃなくて質も悪くなってるしコストもかかっているということについて自覚的になったほうが良いと思う。