いやーよかった。
(軽度のネタバレ)
シーズン4はマシンが人間性を剥き出しにしたシーズンだった。
ファーストシーズンの頃は、冷徹な神だったマシンは、シーズン全体を通して人間味をむき出しにしていた。葛藤と迷い、執着、シミュレーションを繰り返し悩む悩む。
シーズン終盤には頑なに取らなかったフィンチ、リースとのコミュニケーションをとり、いかんなくゴッドモードを提供する。
サマリタンもそう。子供のプログラマーを通して語るシーンなんて人間味とマウンティング丸出しだった。
神は唯一絶対だからこそ神のように振る舞える。
ギリシャ神話とか日本の八百万の神々もそうだが、自分と同等の存在がいるときに神のようには振る舞えない。
神という言葉の使い方が雑なんだけど、神というのは唯一絶対だから神なのであって、同等の存在が現れた瞬間に神は神ではなくなる。
そういうことなんだろう。

- 発売日: 2014/10/22
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る