忘れかけてたけどこの前美容院に行ったときに「オススメの小説教えてください」と言われていたので、話せるようにまとめておくメモ。
長編
長編はエンタメに限る。
- 作者: 中島らも
- メディア: Kindle版
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中島らもは短編から中編、長編と読んでいるけど長編のガダラの豚が一番好きで、ちょくちょく読み返す。
ファンタジックな描写もありつつも、アフリカで呪いとは何なのかみたいな問が立てられながら、その答えがあっさりと描写され、しかもそれがその気になれば今日からあなたもできる、みたいなものであるのがよい。以来僕も時々人に呪いをかけるようにしている。詳しくは2巻ぐらいまで読み進むと出てくるので、自分で読んでほしい。
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/05
- メディア: 文庫
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- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 小学館
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椎名誠のスタンダード・ナンバー(?)。 文庫で読むと上下刊だけど、上の2/3ぐらいよむと唐突にまえがき、あとがき、ならぬ、なかがきというのが出現して戸惑ってしまう。これはもともとハードカバーで上中下だったものの中の手前ぐらいで挿入されるものだったらしい。
記憶が定かではないけど、この本にでてくるパスタレシピで、茹でたパスタにかつぶし、マヨネーズ、醤油をかけるだけという雑レシピがでてきて、それを一時期実践していたがうまかった。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/08/03
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
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大学時代、仕事で関わって今も時々会う全共闘世代ぐらいのおっちゃんに「みねむらさん、愛と幻想のファシズムは最高やで」と薦められて買った本。というとひどく思想的な内容かと思われるかもしれないが、そんなことはなくて、いやそんなことはなくもないわけではないのだけれども、この本の面白さはそういうところではないので、たしかに最高。
純文学っぽい
ぽいけどとっつきやすいものをチョイス。
- 作者: ブノワ・デュトゥールトゥル,赤星絵里
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/05/13
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町田康の短編集。町田康、人を選ぶ感じだけど、この本に収録の「ギャオスの話」とか「本音街」あたりはとっつきやすくて町田ワールドにどっぷりつかれる。個人的には「どぶさらえ」が一番好き。
- 作者: 芥川龍之介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1968/12/15
- メディア: 文庫
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青空文庫でも読める。むちゃくちゃ面白い。
中編ぐらい
だんだん雑になる分類。
- 作者: アンディウィアー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/09/30
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去年映画になってたオデッセイの原作。映画も良かったけど原作のほうが遠慮なく品がなくていい。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/10/01
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これもSF。鉄板なので別に僕があえてすすめる意味はないがオススメはオススメ。
ゾンビ
はい。
- 作者: マックスブルックス
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/05/31
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- 作者: マックスブルックス
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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ゾンビ小説だと、コレ以外に正統派といえるものあるのだろうか。マックス・ブルックスはゾンビサバイバルガイドのほうが定番という感じがするけど、アレは小説という括りではないので。
- 作者: S・G・ブラウン,小林真里
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これ、いつ映画化するんだろう。ゾンビ視点もの。その段階で正統派から外れるけど、時代はもはやこっちなんじゃないか。
- 作者: ジェイン・オースティン
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2016/04/01
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完全に外道。僕は好きです。詳しくはこちら。