ミネムラ珈琲ブログ

ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービスディレクターの日記

ポール・ミルグロムがノーベル経済学賞取ったので『組織の経済学』を読み返す

タイトルは嘘だ。せっかくなので読み返そうと思って目次を見ていたら、どうもこれはまったく読んでないんじゃないかという気がしてきた。 ノーベル経済学賞、『組織の経済学』のポール・ミルグロムだ!!講義の参考書で面白かったからでかくて邪魔だけどいま…

『マネージャーの問題地図』問題を感じる前にマネージャーの教科書として読みたかった

WEBサービスのディレクターをやっているけど、分解するなら、プレイヤーとしてのディレクション/企画とマネジメントをやっている。 マネージャーの問題地図 ~「で、どこから変える?」あれもこれもで、てんやわんやな現場のマネジメント作者:沢渡 あまね発売…

いまさら幽遊白書をちゃんと読みはじめる

この記事を読んで、幽遊白書をちゃんと読んでみようという気になった。 realsound.jp 幽遊白書というと、世代的には夏休みとかにアニメでやってる再放送を見ているような世代で、面白かったのは覚えているが、断片的にしか見ていない。 『HUNTER×HUNTER』は…

ネット発で本出したりしたけど『「普通」の人のためのSNSの教科書』読んで、もうちょっと真面目にインターネットやろうと思った

『「普通」の人のためのSNSの教科書』という本を読んだ。 自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書作者:徳力 基彦発売日: 2020/08/07メディア: 単行本 ぼくはインターネット業界で仕事をしていて、まわりは仕事のことを普通にブログやTw…

『中国・SF・革命』の中国SFエッセイおもしろい

以前に河出書房の文藝で書いそこねて悔しい思いをしていた中国SF特集号が、とても都合のいいことに単行本化されたので買った。 中国・SF・革命作者:ケン・リュウ,柞刈湯葉,郝景芳,王谷晶,閻連科,佐藤究,上田岳弘,樋口恭介,イーユン・リー,ジェニー・ザン,藤…

『ムーたち』を唐突に思い出して読んだ

会社のSlackの雑談の流れで「セカンド自分」のことを思い出して*1、久々に読みたくなってKindleで買った。 『ムーたち』2巻 moo.52 そもそもいつ読んだんだろうか。たぶん高校で回し読みしているモーニングか、大学の部室か。連載時期を考えると前者のような…

5年前に読んだ本を読み返す:サイロ三部作

昔読んだ本を読み返すのに凝っている。いまは5年前ぐらいをターゲットにしているんだけど、この頃は長編ディストピアにハマっていたらしく、6月はジェフ ヴァンダミアのサザーン・リーチ三部作を読んでいた(正確に言うと、三作目の世界受容は買ってなかった…

『文藝』を定期購読しはじめた

もともとそんなに文芸誌を買うことはなくて、たまに本屋巡り(も最近はめっきりしなくなったけど)をしていて気になったり知っている名前があったら買う程度だった。文藝を認知したこの記事。 monokaki.ink なんやら面白そうだなと思って最新号をみると中国S…

九龍ジェネリックロマンスには30代のエロスがある

5/6まで全話無料公開されている。 ぼくはハマったので単行本買ってます。説明は難しい、というか気がひけるんだけど、30代のエロスがあるんだよな。ジャンプでは決してないタイプ。 tabelog.com あと、東京に住んでいたときに時々いった中華料理屋を思い出し…

良心のない人(サイコパス)との向き合い方

『良心を持たない人たち』という本を読んでいた。ここでは良心を持たない人(=サイコパス)を、人を傷つけたり嘘をついたりすることに対して一切の良心の呵責を感じない人のことを指している。人口の4%がそれに該当するという話も出てきて、かなり恐怖する…

『潜入中国』読んでたら記者の日常過酷すぎてビビった

最近は三体とか中国SF読んだりしていると、こういうのが生み出される社会的背景とかに興味が湧いてきている。著者名に親近感を感じるけど、ぼくの知る範囲親戚ではない。 潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日 (朝日新書)作者:峯村 健司発売日: 2019/09/…

『京都、パリ――この美しくもイケズな街』読んだ

『京都ぎらい』は読んだことがないけど、井上 章一さんはとかくいわゆるほんまもんの京都から差別された京都市の京都じゃないところに生まれたルサンチマンを全力で爆発させている人、というのはなんとなく知っていた。ぼくみたいな大学の頃から外からやって…

小説を全体ではなくフレーズで読んでしまう

朝、スマホを見るとゆきのくんからメッセージが来ていた。 年明け一通目だというのに年始の挨拶もない。ただ本の名前と著者名らしきものがぼそっと送られてきた。ぼくはゆきのくんのことを本に関しては100%信頼しているのでそのまますぐにkindleで購入した。…

吸血鬼は複雑

ぼくは基本的にはゾンビものが好きなんだけど、いまたまたま吸血鬼ものに触れていて複雑だなと思っている。 kakuyomu.jp 槻影さんの新作。むっちゃ面白い。最新話を追っかけている。 おもしろさとは別に吸血鬼弱点の面白さに気付かされている。吸血鬼って弱…

『ランボー怒りの改新』はいいぞ。

森見登美彦氏のブログで紹介されていた『ランボー怒りの改新』を読んだ。*1 tomio.hatenablog.com 「私の奈良を、返してください!さすがにこれはいかがなものか!しかし、悔しいが傑作と認めざるを得ない」 という森見登美彦氏の帯コメントがあるようにこの…

『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』あまりにも、あまりにも良い小説

なんでこの本買ったんだっけ、プライムデーに欲しい物リストに入っていたから買った。はてブで検索すると、基本読書さんを見たからだということがわかった。 これは本当に面白い、全人類読んで欲しい。しかしあまり感想を語りたくない。なんの前提も知らずに…

『小暮さんちのおいしいカタチ』こういう過程の温かい物語をぼくは見ていられない

出張の新幹線で読んだ。正確には7割がた読んだところでやっていられなくなってやめた。おもしろくないわけではない。ぼくはこういうのをみていられないのだ。 小暮さんちのおいしいカタチ 今日からパパが主夫になります (富士見L文庫)作者: 新樫樹,くじょう…

ゾンビと日経新聞

定期的に日経新聞はゾンビを比喩にもってくる。今日だってそうだ*1。 www.nikkei.com ゾンビ企業、ゾンビ金融、ゾンビ社員、いい加減にしてくれ。「お?ゾンビ映画?」と一瞬ココロときめかせて失望させるのはやめてくれ。 ムカつくので調べた。日経新聞での…

外資系投資銀行のエクセル仕事術の作法をGoogleSpreadsheetsでやってみた

スマートニュースのオウンドメディアの記事を読んで、「エクセルの鬼」熊野さんの話がむちゃくちゃ面白かったので本を買ってみた。 ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術???数字力が一気に高まる基本スキル作者: 熊…

『妹、分裂する』はポップでハードな演劇的SF

意味不明なタイトル、ポップな表紙絵、冒頭の人物や関係性の描写はゆるふわ。とにかく妹が毎日分裂していく。1日で2人、2日で4人、3日で8人、N日で2N人…。 妹、分裂する (カドカワBOOKS)作者: 竜田スペア出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房発売日: 2016…

友人の来訪、ウルフ本と寿司虚空編

昨日は家に帰ったあと小説に書こうと思っていた。 今日は小説書くぞ、と意気込んだけどMacのアップデートに妨げられている— ミネムラ珈琲 (@minemura_coffee) May 22, 2019 そう思っていたのだが、友人のゆきのくんからの連絡。タイ土産を渡しに連絡しようと…

『ピン芸人ですが、パチンコ店員やっています』は職業ルポと愛の物語

4月末ぐらいに新幹線で読んだ本。著者はピン芸人の原田おさむ。カクヨムのエッセイ・実話・実用作品コンテストからの書籍化作品。 ピン芸人ですが、パチンコ店員やっています作者: 原田おさむ出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/02/02メディア: 単行本こ…

異世界居酒屋「のぶ」は酒飲みのための異世界ドラマ

先月から異動して新幹線での出張が増えた。せっかくなんでドメイン知識を掴むための読書をしている。つまりWEB小説から書籍化された作品を読んでいる。ちょうど片道分ぐらい時間が潰れるし良い。そして楽しい。 一発目は異世界居酒屋「のぶ」。4月上旬に読ん…

転スプの進捗、あるいは文学的教養について

ニャオス。 というのは『めしにしましょう』(以下、めしに)を読んでいたら言いたくなっただけでなくて、実際にはさほどニャオスではない。ニャオスがわからんやつは1巻読め。 めしにしましょう(1) (イブニングコミックス)作者: 小林銅蟲出版社/メーカー…

私は歴史家ではなくて実務家なのだ。

強くていい言葉に出会った。 ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)作者: 服部正也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/11/01メディア: 新書購入: 21人 クリック: 283回この商品を含むブログ (68件) を見る ルワンダ中央銀行総裁を務めた日本人の話。…

2017年読んだマンガ振り返り

釣りと海外ドラマまで終わったので次はマンガ。 他と比べると趣味感は薄いけど、それなりに振り返る価値はありそう。全部とはいかないけどある程度振り返っていきます。 妙齢の女性がうだうだやってるマンガをよく読んだ 今年の特徴として、妙齢の女性がさほ…

美人に弱き候 SF活劇なら尚良し

最近ハマっている漫画がある。美人と恋とアクション、SFそして時代劇。 二日酔いにて候— ミネムラ珈琲 (@minemura_coffee) 2017年11月24日 ハマりすぎて、昨日の朝はこういう感じだった。たぶん若干酔いが残っていたのだろう。 恋情デスペラード(1) (ゲッ…

藤田和日郎『読者ハ読ムナ』でみる仕事論

すいません。読者ですが読みました。本当にすみません。 読者ハ読ムナ(笑): いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)作者: 藤田和日郎,飯田一史出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/07/12メディ…

オススメ小説メモ

忘れかけてたけどこの前美容院に行ったときに「オススメの小説教えてください」と言われていたので、話せるようにまとめておくメモ。 長編 長編はエンタメに限る。 [まとめ買い] ガダラの豚(集英社文庫)作者: 中島らもメディア: Kindle版この商品を含むブ…

Amazonプライムデーで狂ったように金を使っている

いや、嘘。実際狂ってる。 アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン作者: トム・デマルコ,ピーター・フルシュカ,ティム・リスター,スティーブ・マクメナミン,ジェームズ・ロバートソン,スザンヌ・ロバートソン,伊豆原弓出版社/メー…