会社のSlackの雑談の流れで「セカンド自分」のことを思い出して*1、久々に読みたくなってKindleで買った。
そもそもいつ読んだんだろうか。たぶん高校で回し読みしているモーニングか、大学の部室か。連載時期を考えると前者のような気がするが、両方かもしれない。
読み返してみても、これはいつ/どのような頻度で/どこから読んでも味わいがある。エピソードで繰り広げられる話題、ムー夫のおとうさん(虚山実)の意味なく変わる形態、すべてがいい。
個人的には規理野くんが出てくる回が好きだ。規理野くんがでるときにはムー夫は登場せず、なんだかおとうさんとの関係がどことなく親子みたいで、実は隠れた親子なんじゃないかとか疑っていたけど、よく読むとそういうことは否定されていそうだった。
まったく余談だけど、ここまで読んで「転スプの冒頭の部屋じゃん!!」って思って感動していた。
改めて本を買ってよかったのは、最後に突然現れる斎藤環氏の解説が読めたこと。なにをバカなことをやっているんだ、という感じで良かった。
*1:全然周りに通じなくて悲しかった