ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

はてなに入社して9年と3ヶ月経った

仕事っぽいブログはちょくちょく書いているのだが、近況みたいなことは滅多に書いていない。前に書いたのは4年と3ヶ月前。

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どう考えても「10年経った」で書いた方がいいんだけど、近況を書いた方がいろいろと都合がいいタイミングというものがあり書いている。

2016年に広告基盤開発のディレクターとして入社して、2019年からサービスサイドのディレクターに移った。IT業界の会社で9年もやっていると、同じ職種で自分より長い人もずいぶん少なくなってきた。

プロダクトとチームのすべての責任を持っているディレクターって仕事のことは気に入っている。飽き性だという自覚はあるがやることがずっと変わり続けるので飽きない。非常に楽しい。

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だがしかし最近この肩書きを失ってしまった。

まず一つには数年前からプロデューサーっぽい仕事に踏み込んでしまっていた。プロダクトを成長させるには金と人がいるわけで、そこを引っ張ってこられないといけないみたいなことを考え出したのが良くなかった。そんなものやり出したら片道切符なことぐらいは想像すべきだった。

加えてチームが大きくなると自分のサブになる人を雇わないといけなくなって、これも良くなかった。人間にはキャリアというものがあって、先のパスみたいなものが必要で、それは自分が座っている椅子のことだったりする。

そういうわけで最近ディレクターの肩書きを失ってプロデューサーになってしまった。プロデューサー業をやることには違和感はないのだが、ディレクター業から離れないといけないことには異常な違和感と寂しさとストレスがあった。

それはまぁ仕方ないことだと思うが、もう一つ思わぬことがあった。

人事異動に関するお知らせ

ぼくがはてなに入社する上で、もともと取引先として付き合いのあって入社のきっかけにもなった id:ryokubo さんが退職した。昨年末に上司(id:jusei)からそれを聞かされて、ただの執行役員退職びっくり情報かと思ってびっくりしていたら、id:ryokuboが長らくやっていた社内の広告関連横断部署の部長を兼務してくれって話がやってきた。マジで言ってんのかと思った。

広告ってのはぼくのキャリアの中では徒花的なやつだ。めちゃくちゃ得意なんだが根源的に興味がない。仕事においてそういうことってあるの?と自分のことながら思うのだが本当に興味がない。

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Webサービスをやる上でマネタイズ手段以上でも以下でもないし、自分のキャリアにとっても踏み台でしかない。もう終わったキャリアだと思っていたのだが、戻ってきてしまった。これは id:ryokubo / id:jusei への義理しかないことだなと思う。

そういうわけでプロデューサー兼部長みたいなよくわかんないことになってディレクターの椅子を最近完全に失ってしまったのだが、諦めたわけではない。プロデューサーは仕事を作る仕事なので、うまくやると会社に新しいディレクターの椅子を作ることができる。そこに自分で座ればいい。その椅子もいずれ失うかもしれないがその時はまた次の椅子を作ればいい。椅子取りゲームにおいて椅子を生成できる人間は最強だ。このよくわからないロジックで自分を納得させてこの1年ぐらいやってきた。

最近はようやっと一脚ぐらいの不安定な椅子ができてきて、よっしゃディレクター取り戻すぞと意気込んでなぜかClaude Codeと喋りながらプロトタイプを作ったりして暮らしている。あれ、なんかおかしくない?と思わなくもないがなんでもやるのがディレクターなのでこれで良い。

久々にとても楽しい。

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