ひどい一日だった。
朝目覚めたら、喉の痛みが許容範囲を超えていて、通院してから会社に出社。また数日薬漬けになると思っただけで憂鬱。
一日中のど飴を舌の上で転がし続け、家から持っていったのど黒飴がなくなり、コンビニで買ったVC3000のど飴の数粒目を転がしていた夜9時頃(※)、急な腹痛でトイレに駆け込む。 ※のど飴と腹痛の因果関係については詳しくないが、のど飴の過剰摂取には注意したい。
舌の上の飴が犯人に思えてならず、そいつはゴミ箱に吐き捨てた。
帰ろうと思ったのだが、15分サイクルでキャズムを超える腹痛を思うと、電車に乗って無事に家に帰れるとは思えなかった。
そうこうしている間に、周囲の仕事の炎上が燃え移ってきて、腹痛に耐えながらの仕事は11時頃に及んだ。
そろそろ帰らないとまずい。帰りの道中、2回ほど意図せぬ駅で降りてトイレに駆け込むことを思うと、終電より30分は余裕を見る必要がある。
そう焦っているところに、最後のビッグウェーブが訪れた。
荒波の先には穏やかな海が広がっていて、僕は水平線上の波の動きに少しビクビクしながら、帰宅の途についた。