ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

もう二度と住宅ローンの申請をしたくない

家を買った。即金で買う金は当然ないので住宅ローンを組むことになる。契約から決済までは2月ほどあり、それなりに余裕のある時間ではあったが、大変だった。

申請が大変になった理由のうち3つはぼくらの属性に起因する。

  • ぼくが会社員兼個人事業主
  • 二人共昨年は育休をとっている
  • 妻が外国籍

この3つで単純に提出書類が増えたり複雑度が増した。副業があると収入書類が源泉徴収票だけでは済まなくなる。育休期間があったさいも、12ヶ月勤めた場合の収入で前々年の源泉徴収票や直近の給与明細を出したりしないといけなくなる。外国籍の場合は、特定の書類で住民票記載通りに英字と漢字を並べて書けみたいなことが発生する。これらを事前に言ってくれるときもあれば、提出後に言われてつらい気持ちになることもある。

もう一つはぼくらの現住所に起因する。京都のクソ住所である、〇〇通〇〇通西入ってやつ。これをうっかり書き忘れると問答無用で再提出が求められる。あとは記入するときにストレスを感じ続ける。書くときは気をつけているけど、WEBフォームとかだとうっかり忘れがち。

最後はぼくの能力に起因する。所定の項目を記入して提出する、そういう仕事がめちゃくちゃ苦手だ。小学校で書いてある線をなぞるのも雑で怒られ続けた。もういやだ。

最も楽だったのは地元の京都銀行。メールアドレスはなく、カブに乗って書類を家に届けてくる衝撃的なアナログ具合だが、住宅関係の書類は不動産屋がやっておいてくれるし、事前に打ち合わせた書類を集めて、カブでやってきた営業担当に渡して終わった。これが最速だった。

比較的スムーズだったのは、普段ぼくが決済口座に使っているソニー銀行。一度提出したら不足をメールでまとめて連絡してくれて、それを出して終了だった。ただし金利は別によくなかった。

その他のネット銀行は段階に応じて大変だった。本当に辛いのはちまちまと不足を催促されつづけることだった。ストレスと時間が限界に達して、一部の銀行には最終的に「あんたとはもういい」みたいなことを言うことにもなった。多大な手間を割いたというのに。

そういう感じでぼくらはネット銀行に焦らされ続けた。その余波を受けて京都銀行も焦らされ続けた。結果的にその中で交渉のようなことがあり、最終的に京都銀行と契約することになった。地銀の保証料はネット銀行の手数料と違って、早く完済すれば戻ってくる余地があるし、最近の京都市の財政を見ていると、地元企業にできるだけ金を払ったほうがいいんじゃないかとも思っている。

そういうわけで今日1回目の返済だった。

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