オススメ小説メモ

忘れかけてたけどこの前美容院に行ったときに「オススメの小説教えてください」と言われていたので、話せるようにまとめておくメモ。

長編

長編はエンタメに限る。

中島らもは短編から中編、長編と読んでいるけど長編のガダラの豚が一番好きで、ちょくちょく読み返す。

ファンタジックな描写もありつつも、アフリカで呪いとは何なのかみたいな問が立てられながら、その答えがあっさりと描写され、しかもそれがその気になれば今日からあなたもできる、みたいなものであるのがよい。以来僕も時々人に呪いをかけるようにしている。詳しくは2巻ぐらいまで読み進むと出てくるので、自分で読んでほしい。

椎名誠のスタンダード・ナンバー(?)。 文庫で読むと上下刊だけど、上の2/3ぐらいよむと唐突にまえがき、あとがき、ならぬ、なかがきというのが出現して戸惑ってしまう。これはもともとハードカバーで上中下だったものの中の手前ぐらいで挿入されるものだったらしい。

記憶が定かではないけど、この本にでてくるパスタレシピで、茹でたパスタにかつぶし、マヨネーズ、醤油をかけるだけという雑レシピがでてきて、それを一時期実践していたがうまかった。

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

大学時代、仕事で関わって今も時々会う全共闘世代ぐらいのおっちゃんに「みねむらさん、愛と幻想のファシズムは最高やで」と薦められて買った本。というとひどく思想的な内容かと思われるかもしれないが、そんなことはなくて、いやそんなことはなくもないわけではないのだけれども、この本の面白さはそういうところではないので、たしかに最高。

純文学っぽい

ぽいけどとっつきやすいものをチョイス。

幼女と煙草

幼女と煙草

後味の悪いコメディ。このブログは基本的に知り合い向けに書いているからあえてわかりにくいことを書くと、いかにも僕が好きそうな本だと読んだら思ってもらえると思う。逆に僕のことを知らない人が読むなら、僕はこういう本が好きな人間だと理解していただけると思う。

阿修羅ガール

阿修羅ガール

随分昔に読んで、面白かったのだけど、内容は断片的にしかおぼえていない。ただまぁむちゃくちゃな描写の中に、ペペロンチーノを作っているシーンがあって、これがとにかく美味しそうな表現をしている。旨い料理の描写があるかというのは小説の面白さの一つの基準だと思う。

浄土 (講談社文庫)

浄土 (講談社文庫)

町田康の短編集。町田康、人を選ぶ感じだけど、この本に収録の「ギャオスの話」とか「本音街」あたりはとっつきやすくて町田ワールドにどっぷりつかれる。個人的には「どぶさらえ」が一番好き。

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

青空文庫でも読める。むちゃくちゃ面白い。

中編ぐらい

だんだん雑になる分類。

火星の人

火星の人

去年映画になってたオデッセイの原作。映画も良かったけど原作のほうが遠慮なく品がなくていい。

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

これも町田康。風刺小説色が強いので、ほかの中長編にくらべて読みやすい。ちなみに舞台版もみていて、最高に面白かった思い出。

夏への扉

夏への扉

これもSF。鉄板なので別に僕があえてすすめる意味はないがオススメはオススメ。

ゾンビ

はい。

WORLD WAR Z(上)

WORLD WAR Z(上)

WORLD WAR Z(下)

WORLD WAR Z(下)

ゾンビ小説だと、コレ以外に正統派といえるものあるのだろうか。マックス・ブルックスゾンビサバイバルガイドのほうが定番という感じがするけど、アレは小説という括りではないので。

ぼくのゾンビ・ライフ

ぼくのゾンビ・ライフ

これ、いつ映画化するんだろう。ゾンビ視点もの。その段階で正統派から外れるけど、時代はもはやこっちなんじゃないか。

完全に外道。僕は好きです。詳しくはこちら。

www.minemura-coffee.com