12月の頭にSpreadsheets AdventCalendarを埋めるための施策として書きはじめた転スプですが、いつのまにやら以下のようなステータスになりました。
区切り的にも第2章を書き終えたところになったのと、知り合いにも「むっちゃいいけど読むの追いつかない」、「話題になってたところだけみた」などの応援の声をいただいてるので、読むモチベーションが上がるようにここいらでここまでのまとめを書いておこうと思います。
とはいえ7万字近く読むの非常に大変なので、つまみ食いしやすいようにいくつかの観点で重要どころをまとめていきます。
まとめはいい、とにかく読みます。という人はすぐこちらへどうぞ。
ネタとしての消費
はてなブックマークのコメント眺めていても、基本的にはこれネタですよね。でも1話で忘れている人、とにかく3話の最後までは読んでください。
5話以降登場したイノウエもネタとして常に活躍しています。
2章に入るとExcel/Spreadsheetsの専門傾向が強まるのですが、17話で唐突にひどいネタに走ります。1話も読んでなくてもこの話だけ読んでもいいです。
Spreadsheets啓蒙小説
最近はこの色合が強くなってきました。Spreadsheetsってこんな便利な関数あるんだ!ということを楽しく知ってもらえる小説に慣れば良いなと思っています。
個人的に感動したのは10話の以下のコメントです。冥利に尽きるってやつですね。
ちなみにネタとしてもかいた17話の正規表現ですが、これもExcelにはない機能だったりします。いまとなっては正規表現ないのまじかよって感じですね。
それからSPLIT関数。
いまのところ最新で書かれているのがARRAYFORMULA。
33話から触れ始めたのですが、紆余曲折あって42話までARRAYFORMULAの話が続きます。42話はぼくがもっとも書きたかったこと、という感じに今のところなっています。
これだよ!これが書きたいがために38話からつらつら戦闘シーン書いてたんだよ #カクヨム #カクヨムコン4 第42話 ARRAYFORMULA私的ベストプラクティス
— ミネムラ珈琲 (@minemura_coffee) January 13, 2019
転生したらSpreadsheetだった件/ミネムラコーヒー - カクヨム https://t.co/XnUjQbnsWj
Excelあるある
2話でも一瞬前振りがありましたが、6話で例の神学論争がおきます。
8話書いたSUMIFとSUMIFSの話がはたしてあるあるなのか自信がなかったのですが、以下のTweetで自信がもてました。
ほんとだよ。初期設計したやつ誰だよ『最もイライラするのは記述順序が逆になっていることだ。』第8話 SUMIF否定主義者 - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム https://t.co/fzythwcvU2
— Takahiro Ogoshi (@Ogoshi) January 8, 2019
25話から31話はSpreadsheetsのファイルが1から作られる場所が舞台になっているのですが、このへんはぼくなりのExcel職人あるあるです。
作者のモンスター・アクション描写技術の向上をにやにや眺める
技術啓蒙ネタ小説のはずなのですが、異世界転生ということもあいまってアクション要素がちょいちょいはいります。9話からです。そもそも普段日常とかSpreadsheetsの技術記事とかしか書いてないので、アクションなにもわからん、という感じです。
18話からのREGEX関数は借りてきた素材でなんとかしたが、うーんどうだろう。
41話ぐらいになると、自分でも「あれ?なんかちょっと様になってきた?」という気がしてきました。
やってみるとちょっとはうまくなるものです。
そもそもなんでこんなに書いているのか
元々はAdvent Calendarのために書いていて、埋まっていない11日をどうにかするぞ!という感じだったのですが、なんとAdventCalendar埋まりました。それもいい記事ばっかり。
一方転スプもおかしくなってきて4話ですでにカレンダー無関係に書いています。
書いている通り収まらなそうだ、ということもあったのですが、このころ第4回カクヨムWEB小説コンテストにもノリで応募してしまう。ノリでやってしまってから気づいたのですが、応募要項に1月31日までに10万字書かないといけないという条件があることに気づく。
最近はこの執筆状況をシートで管理するようになってだいぶなんとかなってきた。
そういうわけで12月後半からとにかくひたすら書き続けているのですが、更新通知しかだけで宣伝もままならない感じなのでランキングが落ちてしまった。
ここらでコンテンスト特別賞でもいただいて、技術コラムとかもつけた上で本屋のパソコン関連書籍コーナーに謎の小説が並んでいるのを見てにやにやするのがぼくの現在の野望なので、ええやんけと思った方は思い思いの方法で応援してください。カクヨムでの応援・レビュー、SNSでのご感想、今後の更新フォローなどなど。読者選考期間は2月7日までなのです。
読者選考といわず、レビュー、励みになるのです。
なにとぞ宜しくお願いします。