ミネムラ珈琲ブログ

AI画像Tシャツ屋/ITラノベ著者/さすらいのコーヒー屋/WEBサービス開発チームマネージャーの日記

トラウマ出張二連発

コロナ以前はわりと頻繁に東京に出張していたのだが、コロナ以降は昨年まで一切出張なく暮らしていた。

今年からは頻度は低いが出張が再開していて、珍しいことに2週間連続で東京に行ったりしていた。そこで2週連続、ひどくツラいことがあった。

1:ホテルがドミトリーのクオリティ

ホテルで部屋を開けて驚愕。風呂とトイレがない。廊下に共用のトイレとシャワー室があった。

このホテルは風呂とトイレ以外にも色々なものがなかった。ないものが多すぎて部屋にあったものの完全なリストを記載することができる。

  • ベッド
  • 浴衣
  • ゴミ箱
  • テレビ
  • ハンガー
  • 椅子
  • 小さいタオル
  • エアコン
  • Wifi

コレ以外のものはマジでなかった。あると思ってなかったものは以下。

風呂とトイレがないことは、正直「もうええわ」で済んだ。そのあと歯ブラシがないことに気づき、絶句した。一瞬だけ歯を磨かない選択肢を考えたが、人としてどうかと思ってフロントまで降りて100円で歯ブラシを買った。

その後、鼻をかもうとしたらティッシュがないことがわかった。手持ちのティッシュを使って、捨てようとしたらゴミ箱はあった。「ゴミ箱はあるんだな」って思った。

実際のところ、最も辛かったのは冷蔵庫と飲水のこと。途中で買ったお茶を持っていたが、深夜に飲み切ってしまう。まぁあとは朝まで耐えればと思ったのだが、このようなホテルを選んでしまったショックからまともに寝付けなかった。ちょっと寝たんだけど、『冷蔵庫がないと思っていたけど、実際にはちゃんとあって、中にはペットボトルの水も入っている』という夢を見て起きて、やはり実際には冷蔵庫も水もないことを再確認してさらにショックを受けた。耐えられなくなって自販機で水を買おうと部屋の外に出た。

が、フロアに自販機がない。死ぬのか、ここで。1階フロントに行ってもない。どういうことなの。朝食用のカフェエリアをみると、ウォーターサーバーがある。よく見ると英語で「水は用意してないからこれを飲め」って書いてあった。コップに汲んで帰ったが、更に寝付けず、もう一度水を汲みにいく羽目になった。

翌朝、朝食付きだったが、もうコレ以上つらい思いをしたくないと思って放棄して喫茶店に行った。ストレスから柄にもなくホットケーキセットダブルみたいなのを頼んだが、半分も食えずに気分を悪くした。

なぜこのようなホテルに泊まってしまったのかと思われるかも知れないが、別にケチったわけではない。コロナ前にぼくが思う普通のホテルに泊まっていた、会社規定ぐらいの料金で予約をしたので、まさかこんなことになるなんて思ってもいなかった。つまるところ物価の高騰の問題。

2:新幹線の予約変更に失敗し、片道料金が虚空に消える

2週目のこと。会食が長引いたので、終電の予定にしていた新幹線を翌朝にその場で変更し、ホテルをとった。このホテルは、出張でよく使っている確かなやつ。しかし豪華だった記憶がある朝飯はなくなっていたし、高くなっていた。それはいい。

翌朝、起きて新幹線の時間を確認すると衝撃を受けた。確かに朝の8時半ぐらいに変更したはずなんだが、昨日の20時55分発になっている。たぶん予約変更したぐらいの時間だ。

暗い気持ちで品川駅に行き、どうにかならないか交渉したが、どうにもならずもう一度同じ金額で予約をした。

なぜこんなミスをしたのかわからない。なんなら自分の認識では間違ってないぐらいの気持ちがあるのだが、なにも証明することはできない。

つらい、つらい、つらいと思いながら帰りの新幹線の席に座った。普段なら、本を読んだりしているが、何もする気が起きず、寝る気にもなれなかったので、何もせずに2時間半過ごした。その間ずっと「つらい、つらい」と考えていた。口にも出ていたかも知れない。